伊坂幸太郎のマイクロスパイ・アンサンブルを読んだ。 猪苗代湖で行なわれているロックフェスにおいて、毎年配布される冊子で連載されているものを文庫化したらしい。 これにちなんで、小説の舞台は猪苗代湖が中心になっている
話の内容としては、ある機関のスパイと社会人の物語。 二人が住んでいる世界は別物のように書かれているが、実は繋っている。 どちらかが取った行動が、どちらかの世界に影響している様子が面白かった。 社会人の世界において、社会人の友達が猪苗代湖で無くしたものが、スパイの世界では宝物として引き上げられて、最終的に見つかる所や、社会人の世界で地面に置いたコップがスパイの命を助けたりしている。 この奇妙な偶然の一致が話を進めていく様子は、何か暖かい気持ちになった。