Kei Moriyama / カササギ殺人事件

Created Wed, 21 Jan 2026 00:00:00 +0900 Modified Thu, 12 Feb 2026 13:37:48 +0100
471 Words

カササギ殺人事件を読んだ。 とても満足。 上下巻のから構成されていて、それぞれの巻において絡み合う別の殺人事件が展開されていた。

特に冒頭は「???」となるような書き出しで、読む本間違えたか?と思った。 読了した今、この冒頭は計算されていて、著者が意図した通りに感情を操られたような気分になる。 それぞれのミステリーのトリックについては満足で、段々と謎が解明されていく様子はページをめくる手が止められなかった。 上巻はカササギ殺人事件の様子が描かれており、下巻ではカササギ殺人事件を書いた人が殺されるミステリーだった。 カササギ殺人事件は、ある村にある屋敷で働く人と主が死ぬ事件を追い、後半では著者が残した謎を追う。

下巻の後半に両方の事件のトリックが明かされた構成になっていた。 上巻の謎の種明かしはされずに、下巻で新しい謎の話が始まるから、下巻の序盤はげんなりした。 でも、下巻にさりげなく上巻の登場人物の名前を出しておくことで、ちゃんと思い出せるようになっていた気がする。 このお陰で、「何の話だったっけ?」とならずに済んだから、両方のミステリーを楽しめた。